06.06.22 / 検査室だより / Author: kurakita / Comments: (0)
先月末から始まった職員健診が終わりました。
結果が手元に届くまで、ちょっとドキドキしてしまいますね。
糖尿病の指標となる項目も、検査項目に含まれるのですが…。
今回はそんな『糖尿病対策』に関しての簡単なクイズを出したいと思います。
- 瘦せるためには1日1食がおすすめ(ウソ・ホント)
- 食事は野菜から食べるのが良い(ウソ・ホント)
- ご飯やパンは食べないほうがよい(ウソ・ホント)
- ストレス解消になるので喫煙は少しなら大丈夫(ウソ・ホント)
- 糖尿病でも登山やマラソンはできる(ウソ・ホント)
- コロナの感染を防ぐために、外出は控えた方がよい(ウソ・ホント)
いかがでしたか?
ちょっと簡単だったでしょうか? さっそくコメント共に答えを見てみましょう。
1. ウソ
食事時間を長くあけると血糖値が急上昇しやすく、また脂肪もため込みやすくなるため減量にはなりません。
2. ホント
食物繊維が豊富な野菜は、糖質の吸収を抑え食後の血糖値の上昇も緩やかにしてくれます。
最近では、主食の前に蛋白質を多く含むものを食べる食事法も注目されています。
3. ウソ
炭水化物の極端な制限は、肉などの動物性脂肪の摂取量が増える要因になることも。
食事療法で大切なのは、様々な食品から栄養をバランスよくとることです。
4. ウソ
喫煙は心臓や血管に大きな影響を及ぼすため、禁煙は大切です。
5. ホント
経口薬やインスリンの量の調整をして低血糖対策をしっかり行えば、運動量の多いスポーツも可能です。
6. ウソ
コロナ禍では、外出を控えることで運動不足になる人が増えています。運動不足は糖尿病の悪化を招き、感染した場合に重症化するリスクも高まってしまいます。血糖コントロールのためにも定期的な運動が大切になります。
(ラボ 6月号より引用)
せっかく受けた健診結果。
今回の結果を見直すことで、少しでも生活改善に役立つと嬉しいです。
25.02.22 / 検査室だより / Author: kurakita / Comments: (0)
『血液型と輸血』
血液型占いや血液型での性格チェックなど、
私たちの身近でもよく目にするようになった血液型。
こういった占い等でよく目にするのは
A型・B型・O型・AB型で表現されるABO式血液型ですが、
血液型の種類は他にも約300種類ほどあるのを
皆さんはご存じでしょうか?
代表的なものとしてはRh式血液型があり
ABO式血液型に続けて「+」や「-」でよく表現されます。
実はこのRh式血液型も『CcDEe』と5種類あり
前述した「+」や「-」で表されるのはこの中の『D』についてとなります。
検査室では血液型を調べたり、血液の中に他の血液型に対する
抗体を保持していないかを調べたりします。
特殊な場合を除いては、これまで輸血を受けたり妊娠したりした経験のある場合に、
こういった他の血液型に対する抗体を保持する場合があります。
輸血が必要となった患者さんに対してはこうした検査をおこなって、
ひとりひとりの患者さんに合った輸血用血液製剤を選択します。
さらにその選択した製剤と患者さんの血液との反応をあらかじめ調べることで、
安全で効果的な輸血に繋げています。
16.11.21 / 検査室だより / Author: kurakita / Comments: (0)
世界糖尿病デーとは
11月14日の世界糖尿病デーは、
世界に拡がる糖尿病に対応するために1991年に国際糖尿病連合とWHOが制定し、
国連総会において「糖尿病の全世界的脅威を認知する決議」が
加盟192カ国の全会一致で採択されると同時に、国連により公式に認定されました。
11月14日は、インスリンを発見したカナダのバンティング博士の誕生日であり、
糖尿病治療に画期的な発見に敬意を表し、この日を糖尿病デーとしています。
世界糖尿病デーは、現在、世界160カ国から10億人以上が参加する世界でも有数な
疾患啓発の日となっており、この日を中心に全世界で繰り広げられる糖尿病啓発キャンペーンは、
糖尿病の予防や治療継続の重要性について市民に周知する重要な機会となっています。
当日は全国200ヶ所以上で、シンボルカラーであるブルーのライトアップが実施されたようです。
これをきっかけに、身近な疾病の1つである『糖尿病』について考える時間を持つのも良いですね❢
16.08.21 / 検査室だより / Author: kurakita / Comments: (0)
【検査項目について、ご紹介】
メタボリックシンドロームの重大な病態である動脈硬化と冠動脈疾患の
危険因子としてのLDLコレステロールが、悪玉コレステロールとして
知られています。しかし、最近の調査により、LDLコレステロール値が
正常であっても冠動脈疾患を発症する例が報告されています。
実は悪玉コレステロール全てが危険なわけではなく、その明暗を分けるカギ
が悪玉の大きさにあることが近年分かってきました。
悪さをする主な要因は、小型の悪玉『超悪玉(small dense LDL)』に
乗っているコレステロールだったのです。

一般的に超悪玉コレステロールが多いのは次のような人です。
<超悪玉チェック❣>
☑狭心症や心筋梗塞にかかったことがある
☑家族に狭心症や心筋梗塞にかかったことがある人がいる
☑血圧が高い
☑中性脂肪値が高い
☑血糖値が高い
☑内臓脂肪型肥満である
☑善玉コレステロール(HDL)値が低い
気になる項目はありましたか?
一度食生活などを見直してみるのも良いかもしれませんね。
25.01.21 / 検査室だより / Author: kurakita / Comments: (0)
124年ぶりの2月2日、『節分の日』
今年の節分の日は、2月2日になるそうです。
暦により天体の運行を推算し、暦象年表の発行や暦要項の発表を行う国立天文台の暦(れき)計算室によると、
節分の日が2日になるのは1897(明治30)年2月2日以来124年ぶり、
3日でなくなるのは1984(昭和59)年2月4日以来37年ぶりだそうです。
閏年と同じ感覚で、1年を二十四節気に当てはめていくと、すこしズレが生じ、そのズレを調整した結果が
今年の1日早い節分なのです。
今年の方角は?気になる恵方巻
今年は『南南東』❣
恵方巻は七福神にあやかり、7種類の具が入った太巻きが望ましいとされています。しかし、具材は明確に
決められていないので、自分好みにアレンジしてOK❣ 好きな具材を用意して、家族みんなで恵方巻作りから
楽しむのも良いですね。

05.10.20 / 未分類, 検査室だより / Author: kurakita / Comments: (0)
日本でもお馴染みとなったハロウィンですが
もともとはケルト人のお祭り。
10月31日の夜は
死者の魂が家族のもとに帰ると信じられていました。
また精霊や悪霊も飛び交い、その霊たちをなだめるためのお祭りだったのです。
“トリックオアトリート”とは悪霊たちの
「もてなさなければ困らせるぞ」という文言。
それに応えて、食べ物でおもてなしをして立ち去ってもらっていたわけです。
ジャックオーランタン(かぼちゃのランタン)も悪霊を追い払う魔除けです。
現代では子供たちが悪霊の仮装をし、家々を回って
「お菓子くれないといたずらしちゃうぞ」と、ねだる民間行事になりました。
アメリカではクリスマスに次いで楽しみなお祭りです。
(ラボ10月号より)
☆★☆★☆★☆★今年はおうちでハロウィンを楽しむのも良いですね☆★☆★☆★☆★☆★☆★

23.08.19 / 検査室だより / Author: kurakita / Comments: (0)
お盆も過ぎて、朝夕はだいぶ涼しくなってきましたね。
毎年、後楽園の幻想庭園に行ってみたいと思いつつ…だったのですが、今年はタイミングが合い行くことができました。
暗くなってからだったというのもあり、涼しい風も吹いていて歩くのには丁度良い気温でした。幻想的な雰囲気がピッタリな場所なので、夏バテ気味な心も少し潤せたと思います。ただ、スマホではその美しさは映しきれず残念でしたが…。
8月いっぱいは開催されているので、ぜひ行ってみて下さいね。実物の方がやっぱり感動します。
by検査室
08.05.19 / 検査室だより / Author: kurakita / Comments: (0)
4月15日にシーメンスの生化学分析装置が当検査室に設置されました。10連休前に機器調整が終わり、今週からシーメンスのオペレーターによるデータ取りが行われています。来週には、システムも稼働となり、ルーチンスタートは、5月28日頃となる予定です。検査時間がどのくらい短縮できるのか、今からワクワクしています。 by検査室
30.01.19 / 検査室だより / Author: kurakita / Comments: (0)
お酒を飲んでも、一晩寝れば大丈夫…。そんなふうに思っていませんか?しかし、飲酒運転で検挙される人の中には、少なからず「昨日の酒」が残っているケースがあります。
ビールで換算すると中瓶一本、ウイスキーやブランデーならダブルで一杯。これらを「1単位」とし、飲酒量と分解時間の目安を作成。実際には体形や体質、体調などに左右されるが、1単位を分解するのにかかる時間を「男性は4時間、女性は5時間」としています。(ASK:アルコール薬物問題全国市民協会より)
「仮眠」をとったとしても、寝ている間の方が覚醒時より分解スピードが遅くなるので注意する必要があります。
厚生労働省では、「節度ある適度な飲酒」の量を、1日平均で「純アルコール20㌘程度」としています。
通勤などで毎日運転する人は、自己流「酔いさまし」で判断せずに飲酒量の把握を心がけましょう!
BY検査室
28.06.18 / 検査室だより / Author: kurakita / Comments: (0)
献血とは?
病気やけがなどで、輸血を必要としている患者さんのために「健康な人が大切な血液を分けてあげること」です。
献血ってなんで必要なの?
理由1.血液は長期保存できません。
血液は生きた細胞の集まりなので、長期保存ができません。そのため血液センターでは毎日必要な血液量の確保に努めています。
<献血された血液を輸血に使用できる採血後の期間>
赤血球:21日間、血小板:4日間、血漿:1年間
理由2.血液は人工的に造れません。
血液は科学が発達した現代でも人工的に造ることはできません。ですから、皆様からの献血は人から人へ命をつなぐリレーなのです。
理由3.献血された血液は病気と闘う人のために使われています。
献血された血液の80%以上はがんや白血病、再生不良性貧血などの病気と闘う人のために使われています。
だから、24時間いつでも血液を届けられるように、献血を毎日必要としています!
<最寄りの献血会場>
イオンモール倉敷:6/30
倉敷市役所:第3月曜日
ゆめタウン:第1土曜日
さあ、あなたも献血に行きましょう!
by検査室