検査室だより

20.07.23 / 検査室だより / Author:

梅雨も明けて、いよいよ本格的な夏が始まりますが

既にかなり暑い日が続いています。

「暑いですね~」が口癖になりつつあるような気がします💦

さて、毎年夏の定番話題ではありますが…

 

熱中症の判断と応急処置について▽▽▽

『これって熱中症? 判断基準』

気温や湿度が高い環境のなかで、立ちくらみ、筋肉のこむら返り、体に力が入らない、

ぐったりする、呼びかけへの反応がおかしい、けいれんがある、

まっすぐに走れない・歩けない、体が熱いなどの症状がみられたときには、

すぐに熱中症が疑われます。

なかでも、高体温、汗をかいていなくて触ると熱い、ズキンズキンとする頭痛、

めまいや吐き気、意識障害がある場合は、重症です。

 

『熱中症の応急処置』

熱中症が疑われる場合は、次のような応急処置を行いましょう。

  1. 涼しい環境に移す
  2. 脱衣と冷却

衣類を脱がせて、体内の熱を外に出します。さらに、露出させた皮膚に水をかけ、

うちわや扇風機などで仰いだり、氷のうで首やわきの下、太ももの付け根を冷やし、

体温を下げます。

  1. 水分と塩分を補給する

冷たい水、特に塩分も同時に補える経口補水液やスポーツ飲料などを。

ただし、意識障害がある場合は水分が気道に流れ込む可能性があります。

また、吐き気や嘔吐の症状がある場合には、すでに胃腸の動きが鈍っていると考えられるので、

口から水分を入れることは避けましょう。

 

こんなときには医療機関に!

熱中症を疑う症状があり、意識がない、または呼びかけに対する返事がおかしい場合は、

すぐに救急車を呼びましょう。

水分を自力で摂れない場合も、医療機関へ!また、水分を自分で摂れ、

必要な応急処置を行ったものの、 症状が改善しない場合も、医療機関に行きましょう。

 

熱中症や夏バテ対策を万全にして、今年の夏も乗り切りましょう♬

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