久しぶりに大学に行きました

10.05.15 / スタッフのつぶやき / Author:

 5月9日(土)は 岡山大学麻酔・蘇生学教室開講50周年同門会が行われました。土曜日は病棟の
勤務日ですが、やはり同門の岡山大学第2外科の先生に留守をお願いして附属病院のある岡山の鹿田
キャンパスに行かせてもらいました。四半世紀ぶりくらいになりますか!?午前中は「Junko Fuku-
take Hall」で同門会総会、開講50周年記念講演、記念コンサートが行われました。

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 ご存じの方も多いと思いますが・・・岡山大学の附属病院の玄関あたりの画像です。私があまり大学に
行けなくなってから出来上がった。「Junko Fukutake Hall」というのはこちらです。ハワイみたい!

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 記念講演は教室の皆さんがお世話になっているDr.David S. Warner, Duke University Medical
Center, USA  が麻酔の過去の歴史、現在の進化(といいますか)、この先の取り組みをお話されました。
蘇生の上で、低体温(麻酔)の話題も興味がありましたが・・・脊髄を破壊されたゼブラダニオ(画像
からコイ科の熱帯魚の一種?)が修復処置を受けて・・・元の様に泳げるようになっている動画には
びっくりでした。(私の聞き取りが間違ってなければ・・・だけど。)

 2つ目の講演はDr.Rinaldo Bellomo, Austin Hospital, Australia がSPO2(病棟や外来で、指先に
機械を付けて計ってるあの酸素の数字ね!)について、呼吸管理の際の酸素の害やどのような酸素の
管理がよいか、沢山のデータから導かれる考えを説明されました。ついついSPO2の濃度を高めに保って
治療したくなりますが・・・治療成績からみると・・・よい結果では無いようでした。人工呼吸器からの
離脱や肺の保護を思うと・・・自分もSPO2が低めになるのを我慢しながら経過をみることも行っていますが
少し背中を押された気もする。

 ずいぶん端折って、医師でないスタッフにも「そんな会があったんだ!」という報告ですので・・・
まあ、おおまかなところです!お許しください!

 岡山大学麻酔・蘇生学教室開講50周年記念コンサート
・・・曲目
モーツァルト:オペラ「フィガロの結婚」序曲
ワーグナー :オペラ「タンホイザー」より「歌の殿堂をたたえよう」
ヴェルディ :オペラ「椿姫」より「乾杯の歌」
ヴェルディ :オペラ「アイーダ」より「凱旋行進曲」
・・・指 揮:山上純司
・・・管弦楽:岡山フィルハーモニック管弦楽団
・・・合 唱:岡山バッハカンタータ協会

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 部隊の右半分の様子です。やっぱり生の音はよろしいですね!なんとなく、CDよりLPの音の方が好きだった
ような気がしていましたが・・・何かデジタルには無いもの(音)があるのかもしれません!?

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 観客席の一番左側にはペインクリニック外来の K先生が写っています。川崎病院で教授として麻酔科の
運営をされていますが、同門の先輩です。

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 式典、パーティは参加できませんが、懐かしかったので少し大学病院の近所を歩いてみました。むかし
よく覗いた泰山堂書店。丁度キャンパスの門の前に位置します。昔からの建物も見えています。この少し
西側の細い道を市役所の方へ歩いてみて・・・市役所通りへ出たところで・・・岡山駅の方へ向かって
歩いてみました。

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 左の画像、この小道を進むと公園に至りまして、その北側が市役所になります。右の画像は市役所通りの
交差点から市役所を撮影。ここまで歩いたら・・・岡山駅の方まで歩いて行って・・・昨年できたという
イオン岡山を見てみよう・・・と通りを歩いてみました。

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 手前の建物がセブンイレブン・・・だったかイトーヨーカドー・・・だそうで、その奥に見える建物が
イオン岡山だそうです。町の中なので、思ったほど目立たなかったように感じました。イトーヨーカドーと
イオンの間くらいで、見覚えのある自転車の男性とすれ違いました。第2外科の方の同門で倉敷北病院の
補助勤務の差配をしてくれている Y先生。ご自身も、よく勤務に入って下さっています。9日も、代行で
勤務されていたような気がしていましたが・・・移植のドナーでも出た?(肺移植の時、よくTVに映って
いる先生です。)声をかけてみましたが・・・。

 案外駅まで近かった。ほんとに久しぶりに鹿田キャンパスを覗かせてもらいました。

                                    宮原@倉敷北病院

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