薬局だより
24.10.15 / 薬局だより / Author: kurakita
朝晩の冷え込みにも日に日に厳しくなってまいりました。今年もインフルエンザの流行が早ければ11月下旬にも予想されています。
今シーズンから接種される季節性インフルエンザワクチンは3種のウイルスに対応するワクチンから4種のウイルスに対応するワクチンになり予防対策の幅が広がりました。
従来はA型株 2種、B型株 1種の3価でしたが
A型株カリフォルニア(H1N1)
A型株スイス(H3N2)
B型株テキサス(ビクトリア系統)
B型株プーケット(山形系統) の4価になりました。
当院のワクチンは、話題になった「化血研」のものではなく、「デンカ生研」のものを使っています。
今年は上記の理由でワクチンが値上がりしたため、一般のひとは、1回接種 3800円の料金になります。
ワクチンを接種しても感染することはありますが、重症化しにくい等の予防効果はあります。ワクチン接種の他にもインフルエンザを予防するポイントがあります。
①手洗い・うがいを徹底しましょう。
②人混みを避けてできればマスクを着用しましょう。
③加湿器などで室内の湿度を保ちましょう。
④十分な休養とバランスの良い食事を摂りましょう。
それでも発症した場合は早めに医療機関を受診しましょう。症状が続いている間は外出を控え周りの人に移さない配慮も感染拡大防止の為に大切です。今年の冬も体調管理に気をつけて過ごしましょう。
Comments: 0