薬局便り
20.08.14 / 薬局だより / Author: kurakita
今年の夏は2つの台風や雨で天候不順ですね。
お隣の広島では土砂崩れなどで大災害になっていま
すが倉敷では大きな被害もなく幸いです。
今日は、当院の薬局受付を改めて外から見てみまし
た。私達はいつも中にいるので何かちょっと違った感 じです。
皆様、いつもどんな感じでしょうか?
20~30種類の薬を上のカセットにセットしておき、 コンピュータに薬品名や量や日数を入力してスタートを押すと自動的に分包します。
入院や施設などの一包調剤にはなくてはならない味方です。
でも、使いこなすのも結構大変です。
一般病棟に加え、薬局では7月から療養病棟の患者様へのお薬の説明や薬剤管理指導業務を行うようになりました。
病棟で業務する時間が長くなると思いますが、よろしくお願いします。
トピックス
今、世界で西アフリカ諸国のエボラ出血熱の感染拡大がニュースになっています。
エボラ出血熱とはエボラウィルスに感染することによってかかる病気で、人から人へ感染します。
症状は、2~21日(通常7日程度)の症状のない潜伏期間があった後、発熱、頭痛、筋肉痛、のどの痛みを
おこします。それに続いて嘔吐、下痢や内臓機能の低下がみられ、さらに進行すると体のいろいろな部分から出血し、死に至ることが多い病気です。
病気を発症した患者の血液、唾液や排泄物に直接触れたときに、皮膚からウィルスが体に入ります。
病気に感染した動物に触れたり、食べたりすることによっても感染します。
特別な治療法はなく、症状を軽くするための集中治療が行われワクチンの予防もありません。流行地域に立ち入らないことが重要です。動物の死体に近づく事や、肉を食べる事は避けてください。
致死率が高いので怖い病気ですが、日本に持ち込まれないことと流行がおさまることを祈ってます。
薬局
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