小児科医師が赴任されました。
01.05.23 / 外来スタッフ, 未分類 / Author: kurakita
🎈4月から新しく小児科の医師が赴任されました🎈
小児外科が専門ですが、一般的な小児科診察や予防接種、健診をはじめ
便秘を得意として診察させてもらいます。
小児便秘とは…
子どもの10人に1人は便秘と言われています(⊙_⊙;)
・離乳食を開始したとき、トイレトレーニングの時期、保育園・幼稚園・小学校に通い始めた頃に、便が硬くなったり、環境が変わって排便を我慢して、便秘が始まりやすいと言われています。
便秘を慢性化させると治りにくくなるため、便秘かなと思ったら早めの受診をおすすめします。
次の症状の時には便秘かも?
・うんちの回数が1週間に2回以下、または5日以上便がでない。
・うんちをもらしてしまう、また下着に便をつけている。
・少量のうんちがしょっちゅう出る。
・うんちが硬い、あるいは出すときに痛みがある、出血する。
・便意があるのに、足をクロスしたりして、うんちをがまんする。
便秘かなと思っても…
「実は先天的な異常があることもあります」
・生まれつき排便にかかわる神経がない。
・肛門の位置がおかしい。
便秘症をきっちり治療しないと悪循環を繰り返してひどくなります。
「腸が著明に拡張する(腸が異常にふくらむ)」や「遺糞症(腸にうんちがたまりすぎて漏れ出る。)」になってしまうこともあります。
診断・治療は?
・うんちの回数や硬さなどを問診します。また必要に応じて超音波検査やレントゲン撮影によって便秘状態を確認します。
・早期に適切な治療を行えば、3~4か月で「週に3回以上、快適にうんちが出る」状態になります。この状態が続けば、1~2年の間に便秘症が治ることも少なくありません。
・便秘の治療は
- 生活習慣の改善(早寝早起き、食事療法、運動)
- トイレトレーニング(本人の発達段階を考慮して開始)
- 排便日誌をつける
- 薬による治療
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