検査室だより
16.08.21 / 検査室だより / Author: kurakita
【検査項目について、ご紹介】
- 超悪玉コレステロールって?
メタボリックシンドロームの重大な病態である動脈硬化と冠動脈疾患の
危険因子としてのLDLコレステロールが、悪玉コレステロールとして
知られています。しかし、最近の調査により、LDLコレステロール値が
正常であっても冠動脈疾患を発症する例が報告されています。
実は悪玉コレステロール全てが危険なわけではなく、その明暗を分けるカギ
が悪玉の大きさにあることが近年分かってきました。
悪さをする主な要因は、小型の悪玉『超悪玉(small dense LDL)』に
乗っているコレステロールだったのです。
一般的に超悪玉コレステロールが多いのは次のような人です。
<超悪玉チェック❣>
☑狭心症や心筋梗塞にかかったことがある
☑家族に狭心症や心筋梗塞にかかったことがある人がいる
☑血圧が高い
☑中性脂肪値が高い
☑血糖値が高い
☑内臓脂肪型肥満である
☑善玉コレステロール(HDL)値が低い
気になる項目はありましたか?
一度食生活などを見直してみるのも良いかもしれませんね。
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