乳糖不耐症について
15.03.19 / 栄養部だより / Author: kurakita
桜の開花が間近ですね❀だんだんと寒さも和らいで春らしい陽気となっています!!そんな時、ちょっと冷たい牛乳たっぷりのカフェオレをぐいっと飲んでしまい、お腹がゆるくなったことはありませんか?
牛乳や乳製品に含まれる「乳糖」が原因かもしれません。乳糖は、小腸から分泌されラクターゼという酵素により分解されます。分解された成分は、小腸に吸収されやすいのですが、分解されないと乳糖が消化吸収されません。アジア人は、乳児では多く分泌されていますが年齢とともにこの酵素ラクターゼが減少してしまいます。
牛乳や乳糖を多く含む乳製品を分解しきれないほど摂取した場合、分解されない乳糖が小腸で高濃度となり、水分を引き寄せて、水溶性下痢を引き起こしてしまいます。チーズでは乳糖がわずかなので分解されます。ヨーグルトは、ラクターゼが含まれているため食べることが可能です。
牛乳アレルギーと乳糖不耐症とは、発生機序が異なりますので別の病気となります。
栄養部
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