DI室の窓
06.08.16 / 薬局だより / Author: kurakita
DI室の窓 H.28.8.6
NST研修に行ってきました。
その1 7月9日(土)
NSTセミナー:大阪 9:00~19:00
病院側が予め申込みをして下さっていました。
病院からは職種:医師・薬剤師・看護師・管理栄養士 各1名が参加しました。
日本病態栄養学会主催の厚生労働省NST加算研修:10時間
配布される「NSTガイドブック2014 改訂第4版」に沿っての講義で
演習:症例による検討・栄養サポートチームのための実技講習会などの、新しい分野も多く、聞き漏らす
まいとの思いも強く、終わった時は、まるでエコノミークラスで、東南アジアぐらいに行った感覚でした。
主催者側からも「そろそろ褥瘡もできかけるころでしょうから……」との労いの言葉もありました。
このNSTセミナーを受講することにより
① 病態栄養専門医の認定を受けていない医師は
NSTセミナー 10時間 → 修了証書発行→NST認定医師
② 薬剤師・看護師・管理栄養士 NSTセミナー 10時間 ←済み
+
臨床研修(ベッドサイド)10時間以上
+
その他の講習会
合計40時間 → 研修終了となります。
その2 8月4日・5日
岡山大学病院:各日9:00~17:00
日本病態栄養学会認定施設において1日8時間2日で16時間の臨床(ベッドサイド)研修を受けてきました。
見学 注射薬調剤室・厨房・講義 経腸栄養剤・摂食・嚥下外来回診(歯科医師) 同行
病棟実習 担当症例患者訪室(訪室した3症例のうち2症例レポート作成
症例のアセスメント議論、プレゼンテーション等
NSTラウンド(担当症例患者訪室)医師・薬剤師・看護師・専従管理栄養士
NST症例カンファレンス
岡山大学病院での臨床研修を終えて。
高度で高密度の研修をさせていただきました。
これも、先ず、日本病態栄養学会のNSTセミナーを受講し、その後に与えられる機会であったこと、
また、看護 師・管理栄養士との3人で受講できたこともこれからの当院でのNST活動にとって、有意義な
ことだと痛感しています。
実際に稼働されている岡山大学病院NST見学において
「チームとして先ず、管理栄養士の存在、次に看護師の存在が大きいこと」が分かりました。
そして、今回、一緒に受講した2人の資質と、栄養部のバックアップの強さで、これからの当院のNST活動は良い方向に進むことと思います。
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