今年最初の検査室ブログです。去年の11月からA型インフルエンザが猛威を奮っていましたが、ようやく下火となり、ほっとしたのも束の間いよいよB型インフルエンザのお目見えです。手洗い、マスク等の予防を心掛け感染には気を付けたいものですね。さて、今回は、呼気NO検査(FeNO)についてお話したいと思います。喘息や長引く咳の患者さんが、この機械で気道の炎症を測定された方も多いと思います。

呼気NO(FeNO)測定って何?
好酸球性気道炎症を反映する指標の一つです。
吐いた息に含まれる一酸化窒素(NO)濃度を測定することで、気道の炎症状態を評価する喘息の診断方法です。
どうして喘息の測定にFeNOが使われるの?
喘息により気道に好酸球性の炎症が起きると気道の細胞で一酸化窒素(NO)を作る酵素が増加します。その結果、吐いた息から一酸化窒素(NO)が多く検出されるのです。 健康な人からは通常15ppbほどですが喘息疑いの方では22ppb、喘息の方では、37ppb以上という数値が出ます。つまり、FeNOの上昇は気道に好酸球性の炎症が起きていることを示します。炎症の程度、喘息の診断、治療薬の判断の指標にもなります。
どんな人が呼気NO(FeNO)検査した方がいいの?
次のような症状やお悩みがある方に特におすすめの検査です。
咳が2週間以上続いている
呼吸がゼーゼー・ヒューヒューする
喘息かどうかはっきりさせたい
薬が効いているか確認したい
アレルギー体質がある(鼻炎・アトピーなど)
検査の方法と流れは?

①息を吐ききる。
②フィルターを咥え、息を吸う。
③検査器に向かい一定の速度で約10秒間
息を吐く。
④約1分後に結果が出る。
検査費用は?
健康保険適応あり。3割負担で約900円
喘息を疑う方やご不安がある方にはぜひ受けていただきたい検査です。費用も安く、なにより息を吹きかけるだけで測定できますので時間もかかりませんし「安心・安全」な検査なのです。 喘息かも?とご不安がございましたら、お気軽にご相談ください。 by検査室