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私の入院記(情報管理室より)

私事ながら心臓弁膜症にて入院、手術いたしました。

以前より健康診断で専門医受診を指示されており、とはいっても自覚症状もなしでかれこれ10年ぐらいでしょうか。ところが、本年4月末の受診にて数値悪化、不整脈亢進を指摘され、突然の手術勧告、仰天しました。

ネットで情報搔き集めても素人の悲しさ、かかっていた先生のご専門は循環器内科、今どきの弁膜症手術、カテーテルで1週間程度のものと思い込み、言われるままに外来受診、検査入院。ムンテラお聞きしながらどうも様子がおかしいような。次の外来は循環器外科のばりばりの先生登場、あっさり開胸手術宣告となりました。ICのシビアなこと、死亡率3%、心筋梗塞リスク5%! 100人中8人お亡くなりってこと?
ただこれまた不勉強、執刀の先生は実は本県屈指の名医にて、全麻、人工心肺、4、5時間ほどのけっこうな大手術も、覚醒後起き上がろうと力入れたり傷跡眺めたりしない限り切られたことすら気づかないほどのメスの切れ味、大成功との太鼓判をいただき、不整脈の自覚もなくなったような。ICU6日間、術後2週間にて退院、5キロ以上のモノを持つなとの条件付きながら5週間にて社会復帰を果たしました。

歩行許可後院内歩き回る等リハにも励んだからか足腰の衰えもなく、ただほぼ40日のブランクはなんともしがたく今浦島大郞的にあがくばかりですが、素人考えながら10年、いやひょっとして20年ほどは寿命が延びたような気がします。そしてけっこうな大手術の驚愕の費用面! 言わぬが花というもので、現在の高額療養費制度のありがたさにはただ感涙するばかりです。
創は見事!の一言ですが画像は自粛いたします。

K大附属病院の誇る本邦嚆矢、私の撮影したドクターヘリ出動画像雄姿にて代えさせていただきます。