9月半ばになりますが、まだまだ暑い日が続いています。
今年の夏は酷暑続きでしたが、皆様夏の疲れは出ていないでしょうか?
さて、今回は相談室が担当している「投書箱」について皆さんにお伝えしようと思います。
前回、相談室のブログで「投書箱」の設置を増やしたことをご紹介させていただきました。
設置した投書箱へ、たくさんの貴重なご意見、時にはお褒めの言葉などをいただき、誠にありがとうございます。
匿名で投書できることもあり、対面で言いにくいような率直な声も聞くことができ、当院の現状や気が付かない点を把握するうえで大変役立っています。
寄せられた投書は、院内の委員会や管理職で定期的に検討されています。そして、投書内容を協議した結果、生まれた改善案も少なくありません。
投書内容と改善案は、当院の受付近くにある掲示板でお知らせしていますが、改善事例の一例をご紹介いたします。
・「外来待合にあるテレビ画面が太陽の光が反射して、見えにくい」というご意見から、日が差し込む箇所にはロールスクリーンを降ろすようにしました。
・「血圧測定の正しい測定方法がわからない。体の位置で数値が変わるようで、正常かどうか疑問」というご意見から、複数の当院職員が実際に計測してみたところ、血圧計の置いてある台が高めだったことが分かり、低めの台に設置しなおしました。
このように、皆様の声は少しでも心地よく来院していただける環境づくりに繋がっています。
一方で、すべてのご要望にお答えすることが難しい場合もあります。
「入院患者の面会時間が短すぎる、面会時間帯を伸ばしてほしい。」といった、すぐに実現が難しいご意見もいただくことがあります。当院の感染対策の観点からすぐに変更することが難しいご要望もありますが、こういった声も真摯に受けとめてどうすべきか、ご要望に沿えるかを検討しております。
皆様の声に一つひとつ誠実に対応していくことが、当院の成長に繋がると信じています。
これからも皆様の率直なご意見をよろしくお願いします。
医療福祉相談室 N