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2025.08.22
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水分量と経口補水液について

今年は残暑が大変厳しいですね🌞💦

さまざまな情報媒体で熱中症対策について見聞きされていると思われます。

「水分は摂らないと熱中症になるよ!」と言われているけど実際どの程度水分は必要なのでしょうか?

☆彡必要水分量の算出方法☆彡

★年齢別必要水分量の目安★

25歳~54歳 35mL/㎏/日

55歳~64歳 30mL/㎏/日            ★例えば50歳60㎏の方の場合

65歳~   25mL/㎏/日              60㎏×30mL=1800mL/日

★必要水分量の算出★                       となります

体重×年齢別必要水分量=必要水分量       ★実際の飲料水

(㎏) (mL/㎏/日) (mL/日)         1800mL-800mL=1000mL

(食事量)(飲料水)

必要水分量は、食事量も含まれますので、実際の飲料水は食事量を差し引いた量となります。

また、発熱、下痢、嘔吐、スポーツ、屋外での作業では多くの水分が失われますので、1000mL以上必要となります。

☆彡最近、スーパーやドラッグストアで目にする「経口補水液」はスポーツドリンクと

どのようにちがうのでしょうか?

経口補水液は、スポーツドリンクと比較して

カリウム、ナトリウム、クロールが多く含まれています。

500mLに対して塩分の量→梅干し1個分

500mLに対してカリウムの量→バナナ1本分

ですので、日常的に水のように飲む飲料水ではないです。

★次のような場合に飲料水として使用してください。

・感染性腸炎、感冒による下痢・嘔吐・発熱を原因とした脱水症

・経口摂取不足を原因とした脱水症

・スポーツや屋外での作業での発汗を原因とした脱水症

★高血圧、腎機能低下、カリウム値が高い方はかかりつけの医師にご相談下さい。

まだまだ、暑い日が続くといわれていますので、適切な水分補給を行いましょう!

 参考資料:大塚製薬、明治より

7月の七夕カード

 

 

🌻🌞栄養部