日本脳炎予防接種について
08.09.14 / 医事課だより / Author: kurakita
9月から小児の日本脳炎予防接種が当院で実施できるようになりました。
●日本脳炎とは
日本脳炎ウイルスにより発生する疾病で、蚊を介して感染します。以前は小児や高齢者に多くみられた病気です。突然の高熱、頭痛、嘔吐などで発病し、意識障害や麻痺等の神経系の障害を引き起こす病気で、後遺症を残すことや死に至ることもあります 。
●日本脳炎に掛かった場合
一般に、日本脳炎ウイルスに感染した場合、およそ1000人に1人が日本脳炎を発症し、発症した方の20~40%が亡くなってしまうといわれています。また、生存者の45~70%に精神障害などの後遺症が残ってしまうといわれています。
●ワクチン接種の効果
ワクチン接種により、日本脳炎の罹患リスクを75~95%減らすことができると報告されています。
厚生労働省ホームページ『日本脳炎』より抜粋
★予防接種の詳細については医事課までお問い合わせください。
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