新型コロナワクチン筋肉注射手技 勉強会

03.04.21 / 勉強会 / Author:

新型コロナワクチン筋肉注射手技 勉強会

於 倉敷北病院 会議室(3月某日)

医療従事者への先行接種が始まり、高齢者への接種準備が進むのに備え当院でも新型コロナウイルスワクチンの接種方法(筋肉注射)について勉強会を行いました。会議室で密になることを避けるために換気をよくして、少人数ずつ行っています。

日本では、ワクチンと言えば皮下注射(インフルエンザワクチンなど)が主流ですが海外では筋肉注射が主流であり、投与方法で細かい部分が異なります。

・筋肉注射の場所の決め方

・角度や深さ

・太い血管は無いため逆血確認しない(血管に刺さっていないことを確認する方法)

・ワクチン構造が壊れる可能性があり揉まない

など、ポイントについて各学会が提供している動画や、医師によるレクチャー、シミュレーターを用いた実際の手技の確認など推奨されている方法について確認を行いました。

(※筋肉注射自体は、日本でも日常的に行われている手技であり普段と同じ方法で行うこととしている施設もあります。)

日本医師会コロナワクチン速報第5号 改訂版より

 

考えてみれば、健康な人の体に針を刺して、薬を注入するのは恐ろしい話なのです。

リスクを少しでも減らすことで、安心して接種し、また安心して接種してもらえるよう研鑽を続けています。

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