薬局だより

17.05.21 / 薬局だより / Author:

コロナワクチン接種

倉敷、岡山にも緊急事態宣言が発令されました。私たちの生活にもいろいろ影響が

出てくることと思います。そんな中、やっとコロナワクチンの一般接種が始まりました。

 

5月17日からは75歳以上の人の優先接種です。

5月24日からは65歳以上の人の接種が始まります。

 

ワクチンの副反応について、

日本人は海外の方より体格が小さいため、副反応の発現頻度は若干高くなっています。ファイザー社のコミナティ筋注では、37.5度以上の発熱が1回目投与時に14.3%、2回目投与時に32.8%で認められています。2回目の発熱のうち 20~64歳では37.2%に対して65~85歳では13.6%となっており、1回目接種時よりも2回目接種時、高年齢層よりも非高年齢層で高くなっています。

そのほか疲労、頭痛、悪寒も発現していますががこれらは一過性であり、それほど重篤なものではありません。

2回目接種時は副反応の頻度が上がるため接種日を休みの前日などで設定し副反応に備えられるといいですね。

倉敷でも感染経路不明の感染が増えています。また変異株は感染力が強いといわれています。若い人への感染も多いようです。

ワクチンを多くの人が接種することで、集団免疫が得られ、感染防止につながります。得られた抗体がどのくらいの期間有効かなど、まだまだわからないことも多いですが、皆さんワクチン接種を前向きに考えて接種してください。

ワクチンを打たないで感染してしまうと、重症化したり、後遺症が残ったり、死亡することもあります。自分だけは大丈夫と思わないでください。

 

 

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