薬局だより

04.12.21 / 未分類 / Author:

気づけば12月ですね。今年もコロナに振り回された1年になりました。

日本国内では感染者数は一時期に比べ減り、岡山・倉敷でも10人以下の日が続いています。しかし世界的には感染者数は多い国もありまた、オミクロンという新しい株の出現により混乱が続いています。日本国内でも2例オミクロン株の感染者が報告されました。1例目はアフリカ南部ナミビアの30代の男性外交官、2例目はペルーからの入国の20代男性です。2例とも発熱やのどの痛みなどあり医療機関に入院中です。

このオミクロン株は、30を超える変異を持ち、感染成立に関わるスパイク蛋白にも多くの変異があることから、ワクチンの効果を低下させ、再感染のリスクを高める可能性が懸念されています。実際にこれまでにワクチン接種者でも感染例が報告されていますが、ワクチン接種による感染予防効果は時間とともに低下しますので、この報告だけでオミクロン株のワクチンへの影響を推し量ることはできません。

政府は外国人の一時入国禁止という強い措置を取っていますが、オミクロン株の性質が十分に分かっていない現状ではやむを得ない対策かもしれません。今はできるだけオミクロン株の国内への侵入を遅らせて、ブースター接種を進めることが重要です。

オミクロン株が出現したとしても、私たちにできる感染対策は変わりません。手洗いや3つの密を避ける、マスクを着用するなどの感染対策をこれまで通りしっかりと続けることが重要です。

クリスマスやお正月 しっかり感染対策をして楽しみましょう。

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