薬局だより

31.05.19 / 未分類 / Author:

風疹について

風疹は風疹ウイルスによる感染によって起こる急性の発熱発疹性感染症です。                               感染経路は飛沫感染、接触感染で遠くの人には感染しづらい経路です。      

潜伏期間は約14~21日で、感染すると発熱や発疹、リンパ節の腫れなどの症状があらわれますが、よく似たよく似た症状の疾患は多く存在します。つまり検査を行わない限り診断が確定できません。2018年からは血液、のどのぬぐい液、尿のPCR検査や抗体検査を全例に実施することになっています。

風疹では、血小板減少性紫斑病や急性脳症などの重篤な合併症がみられ、成人では関節炎を伴うこともあります。特に妊娠初期の妊婦が感染すると、生まれてくる子供が難聴・白内障・先天性心疾患などを呈する先天性風疹症候群になる可能性があります。先天性風疹症候群を予防するために妊娠を望む男女は、ともに検査を受け抗体価が低い場合にはワクチンを受けましょう。特に、妊娠中の女性はワクチンを受けることができないので出産後すぐにワクチンを受けるようになります。              

免疫のない人が多い1962年4月2日から1979年4月1日生まれの男性(2019年4月1日時点で40~57歳に相当)を対象に、抗体検査とワクチンの接種の無料化が今年から始まりました。今年は40歳~47歳までを対象に住所地の自治体から無料クーポン券が順次送られます。48歳以上であっても対象年齢内であれば自治体に希望することでクーポン券を得ることができます。この機会を生かしてぜひ抗体検査を受けて、抗体価が低い場合にはワクチンを接種してください。


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