薬局だより

12.01.17 / 薬局だより / Author:

あけましておめでとうございます。

1月11日は鏡開きでした。             

皆様にとってよい1年になりますように 😀 

 

 

さてお正月にはいろいろな特別番組がありました。

医療の進歩には目を見張るものがありますが、なかでも米国国立がん研究所で日本人が研究している「がん光治療」の研究は1日も早く実用化してもらいたいものです。

★がん光治療について★

①がんが生体で増殖し続けるのは、がんの周りに「制御性T細胞」という細胞が集まり、異物を攻撃する免疫細胞の活動に     ブレーキをかけているのです。

②チームは、制御性T細胞に結びつく性質を持つ「抗体」に、特定の波長の近赤外光を当てると化学反応を起こす化学物質を付け、近赤外光を当て注射することで制御性T細胞が大幅に減り、免疫細胞「リンパ球」のブレーキが外れて、がん細胞を攻撃するという仕組みです。

③今回の方法は、光を当てた場所のがんを攻撃するリンパ球のブレーキだけが外れ、他の組織や臓器は攻撃しないことが確認されています。副作用の軽減が期待できます。

米国ではいくつかのがんがすでに臨床試験も始まっています。

日本でも早く導入されると良いですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

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