嚥下障害とは?
19.10.16 / 栄養部だより / Author: kurakita
普段食事をする時、無意識に飲んだり食べたりしています。しかし食べることは奥が深く、摂食嚥下とは、食べ物を認知し、口で取り込み、飲み込むまでの機能の総称をいいます。
この機能に障害が起きると低栄養状態、誤嚥、窒息などの事故につながります。
こんな症状があれば、摂食嚥下障害の恐れがあるので参考にしてみて下さい!!!
① 食事の最中からうとうととして、寝てしまったりする。
② 食事が始められない、口を開かない。
③ 食事に集中できない。
④ 次から次へと食べ物を口に運んで食べている。
⑤ 食べている間に姿勢が傾く、のけぞる。
⑥ 食べ物を取り込んでも口がほとんど動かない。まる飲みしている。
⑦ ペースト状の食事でも噛むような動作をして食べる。
⑧ 噛む必要のある食べ物に対して、ねじれるような下あごの動きがない。
⑨ 水分でよくむせる。
⑩ 食事中や食後の呼吸音や声に、ゼロゼロとした音が混じる。痰が増える。
当院では、摂食状態を内視鏡にて検査する「嚥下内視鏡検査」を医師を中心にコメディカルが集まり実施してます。
検査食も症状に合わせて、ゼリー、ペースト食を食べて頂いて検査を行っています。
栄養部
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