幻想庭園に行ってきました。

23.08.19 / 検査室だより / Author: / Comments: (0)

お盆も過ぎて、朝夕はだいぶ涼しくなってきましたね。

毎年、後楽園の幻想庭園に行ってみたいと思いつつ…だったのですが、今年はタイミングが合い行くことができました。

暗くなってからだったというのもあり、涼しい風も吹いていて歩くのには丁度良い気温でした。幻想的な雰囲気がピッタリな場所なので、夏バテ気味な心も少し潤せたと思います。ただ、スマホではその美しさは映しきれず残念でしたが…。

8月いっぱいは開催されているので、ぜひ行ってみて下さいね。実物の方がやっぱり感動します。

by検査室

新しい生化学分析装置がやってきました!

08.05.19 / 検査室だより / Author: / Comments: (0)

 4月15日にシーメンスの生化学分析装置が当検査室に設置されました。10連休前に機器調整が終わり、今週からシーメンスのオペレーターによるデータ取りが行われています。来週には、システムも稼働となり、ルーチンスタートは、5月28日頃となる予定です。検査時間がどのくらい短縮できるのか、今からワクワクしています。 by検査室

 

飲酒「一晩寝れば大丈夫?」

30.01.19 / 検査室だより / Author: / Comments: (0)

お酒を飲んでも、一晩寝れば大丈夫…。そんなふうに思っていませんか?しかし、飲酒運転で検挙される人の中には、少なからず「昨日の酒」が残っているケースがあります。

ビールで換算すると中瓶一本、ウイスキーやブランデーならダブルで一杯。これらを「1単位」とし、飲酒量と分解時間の目安を作成。実際には体形や体質、体調などに左右されるが、1単位を分解するのにかかる時間を「男性は4時間、女性は5時間」としています。(ASK:アルコール薬物問題全国市民協会より)

「仮眠」をとったとしても、寝ている間の方が覚醒時より分解スピードが遅くなるので注意する必要があります。

厚生労働省では、「節度ある適度な飲酒」の量を、1日平均で「純アルコール20㌘程度」としています。

通勤などで毎日運転する人は、自己流「酔いさまし」で判断せずに飲酒量の把握を心がけましょう!

BY検査室

献血に行こう

28.06.18 / 検査室だより / Author: / Comments: (0)

献血とは?
病気やけがなどで、輸血を必要としている患者さんのために「健康な人が大切な血液を分けてあげること」です。

献血ってなんで必要なの?
理由1.血液は長期保存できません。
血液は生きた細胞の集まりなので、長期保存ができません。そのため血液センターでは毎日必要な血液量の確保に努めています。
<献血された血液を輸血に使用できる採血後の期間>
赤血球:21日間、血小板:4日間、血漿:1年間

理由2.血液は人工的に造れません。
血液は科学が発達した現代でも人工的に造ることはできません。ですから、皆様からの献血は人から人へ命をつなぐリレーなのです。

理由3.献血された血液は病気と闘う人のために使われています。
献血された血液の80%以上はがんや白血病、再生不良性貧血などの病気と闘う人のために使われています。

だから、24時間いつでも血液を届けられるように、献血を毎日必要としています!

<最寄りの献血会場>
イオンモール倉敷:6/30
倉敷市役所:第3月曜日
ゆめタウン:第1土曜日

さあ、あなたも献血に行きましょう!

by検査室

検査だより(夏)

28.07.17 / 検査室だより / Author: / Comments: (0)

暑中お見舞い申し上げます。毎日暑い日が続いていますが、皆さま夏風邪などひかれていませんか?夏風邪といえば、先日、石川県金沢市の社会福祉施設でのパラインフルエンザ集団感染のニュースが報道されました。今回は、このパラインフルエンザについてお話ししたいと思います。

パラインフルエンザウイルスとは?

ヒトパラインフルエンザウイルスは1~4型に分類され、主に1~3型がヒトの呼吸器の感染症を引き起こします。特に小さい子どもに感染することが多く、肺炎、気管支炎や細気管支炎などの下気道炎を起こす原因となります。一生の間に何回も感染し、ふつうは、風邪や咽頭炎となります。しかし、高齢者や免疫不全の患者さんの場合、重症の下気道炎を繰り返し発症することもあります。

パラインフルエンザウイルスに感染すると…?

パラインフルエンザの主な症状は、発熱、咳、声のかすれ、などです。ヒトパラインフルエンザウイルスは、通常1~7日が潜伏期間と考えられています。感染した人の気道の分泌物の中にウイルスがいます。気管では、痰と一緒に身体の中に侵入したウイルスを外へ吐き出そうとします。強く息を吐き出す動作が咳です。感染した人が咳をすることによって飛沫を飛ばし。気道の分泌物がついたものに他の人が触った手を通じて、目、口や鼻などの粘膜にウイルスを運び、周りの人を感染させます。ヒトパラインフルエンザウイルスは、飛沫中では1時間以上感染力を保ち、身体以外のものの表面についた場合は、数時間感染力を保ちます。

発熱、咳などの症状を感じたら他の人への感染を防ぐためにも早めに医療機関を受診するようにしましょう。

BY検査室

 

検査室だより

07.04.17 / 検査室だより / Author: / Comments: (0)

当院の基準値を5月よりJCCLS共用基準範囲に変更いたします。
臨床検査値は、客観的な医学的情報として活用されており、基準範囲はその臨床検査値の結果解釈や判断を行う上で目安(ものさし)として重要な役割を果たしています。臨床検査値については、日常的に利用される生化学的血液検査項目を中心に標準化された測定方法の普及が進んでおり、全国的な精度管理調査において施設間での測定差がほぼ解消される状況となってきました。
これまでの臨床検査値については、特定の患者が特定の病院で治療を受けるために利用されることがほとんどでしたが、近年は医療機関の機能分担と連携が進められていることから、医療情報が患者とともに医療機関を移動することが当然の時代となっています。これにともない医療機関の間で患者の検査情報の共有化が期待されるべく平成27年3月に日本臨床検査標準協議会(JCCLS)より日本国内で共用できる「共用基準範囲」が公開されました。これを受けて当検査科においても下記のごとく共用基準範囲を採用させていただきます。

基準範囲変更日 平成29年5月1日

対象項目 生化学・血液の項目の全31項目

測定機器・試薬の変更はありません。

 

 

検査室だより

27.12.16 / 検査室だより / Author: / Comments: (0)

今月は、ノロウィルスについてお話したいと思います。
%e3%83%8e%e3%83%ad1

わずか10個のノロウィルスでも感染すると、ヒトの小腸内で急速に増殖し、1~2日間の潜伏期間を経て嘔吐、下痢、腹痛、発熱などの症状を呈します。さらに、症状消失後も3~4日長い場合は、1~2週間もウィルスが便に排出されます。一方で、軽い風邪症状で終わったり、感染しても発症しない不顕性感染の人が30~50%もいるとされています。また、不顕性感染者でも、便1gにノロウィルス10~100万個をもっているといわれています。
・ノロウィルスの検査
当院では、便中のノロウィルス抗原をイムノクロマト法で検出する迅速診断検査を実施しています。%e3%81%ae%e3%82%8d3
しかし、保険適用となるのは、
①3歳未満の患者②65歳以上の患者③悪性腫瘍の患者④臓器移植後の患者⑤抗がん剤、免疫抑制効果のある薬を投与中の患者です。

・ノロウィルスの消毒       ノロウィルスはアルコールでは不活化されないので、消毒には次亜塩素酸Na(以下ハイター)を用います。吐物、下痢便など目に見える汚染は、0.1%ハイターで消毒します。ハイターには金属腐食作用と漂白作用があるので、材質が劣化したり、色落ちしないように10分後に水拭きします。ドアノブ、手すりなど環境消毒には0.02%ハイターを使用します。   では、これらの事に注意して、良いお年をお迎え下さい。  BY検査室

 

検査室ニュース

02.09.16 / 検査室だより / Author: / Comments: (0)

IMG_07049月の壁面27-2

9月2日(金)に3F会議室にて「院内専用の血糖管理機器について」ニプロの喜多さんに勉強会をしていただきました。先生や薬剤師さん、多数の看護師さんに参加していただき、有意義な時間を過ごすことができました。ありがとうございました。

 

節分

02.02.16 / 検査室だより / Author: / Comments: (0)

IMG_04562月3日は「せつぶん」ですね。節分とは本来、「季節を分ける」つまり季節が移り変わる節日を指し、立春・立夏・立秋・立冬それぞれの前日に、1年に4回あったものでした。ところが、日本では立春は1年のはじまりとして、とくに尊ばれたため、次第に節分といえば春の節分のみを指すようになっていったようです。立春を1年のはじまりである新年と考えれば、節分は大晦日にあたります。平安時代の宮中では、大晦日に陰陽師らによって旧年の厄や災難を祓い清める「追儺(ついな)」の行事が行われていました。室町時代以降は豆をまいて悪鬼を追い出す行事へと発展し、民間にも定着していったようです。こうして日本各地で節分豆まき式が行われるようになったのです。
今回は、岡山最上稲荷の節分豆まき式をご紹介します。
日時  平成28年2月3日(水)午前10時より
午前10時より正午まで、約750人の福男福女が
百大黒・松・竹・梅・還暦(S.31生)の5組に分かれて
行う予定です。
場所  本殿大広前(境内結界廊)
ゲスト スザンヌ・U字工事・まゆみゆ

特色  ・使用する福豆は10万袋(約2トン)。福豆の袋に貼ってある「福くじ」に特から3までの記入があれば福品(ペア旅行や商品券など約20種類2000点)と交換できます。
・当山の豆まき式では「鬼は外」と言わず「福は内、福は内」と言います。
これは鬼を追い払うのではなく、当山ご本尊である最上尊の大慈悲心によって悪鬼をも善心に立ち返らせようというものです。

今年は、最上稲荷を見習い「福は内、福は内」で豆をまいてみたらいかがでしょうか?       BY検査室

 

[検査室だより 10月号]

07.10.15 / 検査室だより / Author: / Comments: (0)

先月末、9月27日(日)にアークホテル岡山で開催された岡山県肝炎医療従事者研修会に出席しました。

HCV研修会HCV研修会2
講演1「肝炎啓発活動、肝炎検診を増やすための工夫」では、岡山県下の4病院が発表され、各々の病院の肝炎患者掘り起しのための取り組みや問題点および将来の展望を拝聴することができ、大変 勉強になりました。
講演2「ソフォスビル・レディパスビルによるHCV治療」で、飲み薬を12週間飲むだけで、HCVを 直接こわすことができる最新の薬剤で、なおかつ難治例の患者さんでも95%以上の完治率を期待する ことができるとされ、近い将来HCV感染者が0になるのも夢ではないと思いました。
C型肝炎、B型肝炎共に治療法は格段に進歩しており、早期に自分が肝炎なのかそうでないのかを  知ることが肝炎撲滅のための最重要課題と思われます。
当院では、希望すれば、検診時に別途採血することなく肝炎ウィルスのスクリーニングをすることが できます。

採血時、お気軽に職員に声をかけていただければと思います。

By検査室