節分

02.02.16 / 検査室だより / Author:

IMG_04562月3日は「せつぶん」ですね。節分とは本来、「季節を分ける」つまり季節が移り変わる節日を指し、立春・立夏・立秋・立冬それぞれの前日に、1年に4回あったものでした。ところが、日本では立春は1年のはじまりとして、とくに尊ばれたため、次第に節分といえば春の節分のみを指すようになっていったようです。立春を1年のはじまりである新年と考えれば、節分は大晦日にあたります。平安時代の宮中では、大晦日に陰陽師らによって旧年の厄や災難を祓い清める「追儺(ついな)」の行事が行われていました。室町時代以降は豆をまいて悪鬼を追い出す行事へと発展し、民間にも定着していったようです。こうして日本各地で節分豆まき式が行われるようになったのです。
今回は、岡山最上稲荷の節分豆まき式をご紹介します。
日時  平成28年2月3日(水)午前10時より
午前10時より正午まで、約750人の福男福女が
百大黒・松・竹・梅・還暦(S.31生)の5組に分かれて
行う予定です。
場所  本殿大広前(境内結界廊)
ゲスト スザンヌ・U字工事・まゆみゆ

特色  ・使用する福豆は10万袋(約2トン)。福豆の袋に貼ってある「福くじ」に特から3までの記入があれば福品(ペア旅行や商品券など約20種類2000点)と交換できます。
・当山の豆まき式では「鬼は外」と言わず「福は内、福は内」と言います。
これは鬼を追い払うのではなく、当山ご本尊である最上尊の大慈悲心によって悪鬼をも善心に立ち返らせようというものです。

今年は、最上稲荷を見習い「福は内、福は内」で豆をまいてみたらいかがでしょうか?       BY検査室

 

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