検査室だより
25.02.15 / 検査室だより / Author: kurakita
検査室だより(2月号)
2月といえば、バレンタインデー。世の殿方は、いくつチョコレートをGetされましたか?というわけで、今月は、胸がドキドキ!ホルター心電図についてお話したいと思います。
ホルター心電図とは
ホルター心電図検査は、携帯型長時間心電図ともよばれていますが、通常はこの検査装置の基本を作ったホルター博士の名前をとりホルター心電図と呼ばれています。
ホルター心電図は長時間にわたって日常生活の心電図が記録できるので、不整脈や狭心症の発作時の心電図をとらえることができ、診断に役立ちます。
検査方法
胸部に4か所の電極を貼り、心臓の動きを心電計(SDカード)に記録します。10分ほどで検査機器の装着は完了します。検査開始から24時間、眠るときも含めて装置をつけ続けていただきます。
検査後の解析には、通常7~10日間かかります。
注意点
・検査開始後は、入浴やシャワーはできません。検査前に済ませておいてください。
・衣服はトレーナーなどのウエスト部分がゆったりとしたものにしてください。首の付け根周辺に電極をつけることから、襟があまり開いてないものが適しています。
・電気や電磁の強い場所への出入り、電気毛布、ホットカーペットなどの使用は、検査に影響しますのでお控えください。
・診断の参考とするため、検査中の日常行動記録をつけていただきます。何らかの自覚症状があった時は、その時間も記入お願いします。
今やホルター心電図検査もネックレス感覚でできるようになりました。どうぞ日常生活の中で気になる症状がある方は、医師へご相談ください。
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