リトル アン
07.07.16 / 病棟スタッフより / Author: kurakita
臨床で起こってしまうかもしれない“急変” できれば遭遇したくないし、「急変にあたったらどうしよう?」と不安を抱えている人も多いはず・・・。 とは言え、“急変”は日常業務のように経験することはできないし、いざという時に対応できるようにするには、 実技訓練を繰り返して行うとともに、日々のイメージトレーニングが大切ですね!
ということで、レールダルという会社の「リトルアン」を購入してもらいました!
← リトルアンです。
実際にこの人形を使って勉強会をしました。
この人形、なんで「アン」っていうんだろうと思い調べてみました。
セーヌ川の少女
少女の身元は確認されなかったため、当時の慣習にのっとり「デスマスク」が製作されました。そのうら若き少女の繊細な美しさとうっすらと浮かべた微笑が、彼女の死に謎を残しました。
このミステリーについて、様々な憶測がなされ、ロマンティックな物語が数々出版され、彼女のデスマスクとともにヨーロッパ中に広がっていきました。
後に、口対口の人工呼吸法を実用的且つ効果的に教えるためのトレーニングマネキンを開発しはじめたアスムンド レールダルによって、「セーヌ川の少女」は、再び脚光を浴びることになりました。彼は、この少女の早すぎる死に胸を痛め、悲劇がくりかえされないようにと、心肺蘇生訓練用マネキンに少女のデスマスクを採用。「レサシアン(製品名:レサシアン)」と名づけました。
実物大の人体模型があれば、救急救命を学ぶ上で見た目にも生体に近づくことができ、学生にとって励みになるだろうと考えたからでした。
2008年、レサシアンは50回目の誕生日迎えました。
「セーヌ川の少女」から生まれたレサシアンは現在、世界中で何100万人もの近代蘇生の救命テクニックを学ぶ人々、救われた人々の”生命のシンボル”となっています。
(Laerdal ホームページより引用)
との事。少女だったんですね・・・ 急変時の対応は一人ではできません。チームとしてやっていけるようアンちゃんをしっかり 使って頑張りたいと思います!
2階 一般
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