リトル アン

07.07.16 / 病棟スタッフより / Author:

 

臨床で起こってしまうかもしれない“急変” できれば遭遇したくないし、「急変にあたったらどうしよう?」と不安を抱えている人も多いはず・・・。 とは言え、“急変”は日常業務のように経験することはできないし、いざという時に対応できるようにするには、 実技訓練を繰り返して行うとともに、日々のイメージトレーニングが大切ですね!

ということで、レールダルという会社の「リトルアン」を購入してもらいました!

リトルアン ← リトルアンです。

 

 

 

実際にこの人形を使って勉強会をしました。
017 028

この人形、なんで「アン」っていうんだろうと思い調べてみました。

セーヌ川の少女

20世紀初頭、パリのセーヌ川で少女の遺体が引き上げられました。危害を加えられた痕跡もなく、それは自ら命を絶ったものでした

少女の身元は確認されなかったため、当時の慣習にのっとり「デスマスク」が製作されました。そのうら若き少女の繊細な美しさとうっすらと浮かべた微笑が、彼女の死に謎を残しました。

このミステリーについて、様々な憶測がなされ、ロマンティックな物語が数々出版され、彼女のデスマスクとともにヨーロッパ中に広がっていきました。

後に、口対口の人工呼吸法を実用的且つ効果的に教えるためのトレーニングマネキンを開発しはじめたアスムンド レールダルによって、「セーヌ川の少女」は、再び脚光を浴びることになりました。彼は、この少女の早すぎる死に胸を痛め、悲劇がくりかえされないようにと、心肺蘇生訓練用マネキンに少女のデスマスクを採用。「レサシアン(製品名:レサシアン)」と名づけました。
実物大の人体模型があれば、救急救命を学ぶ上で見た目にも生体に近づくことができ、学生にとって励みになるだろうと考えたからでした。

2008年、レサシアンは50回目の誕生日迎えました。

「セーヌ川の少女」から生まれたレサシアンは現在、世界中で何100万人もの近代蘇生の救命テクニックを学ぶ人々、救われた人々の”生命のシンボル”となっています。

(Laerdal ホームページより引用)

との事。少女だったんですね・・・ 急変時の対応は一人ではできません。チームとしてやっていけるようアンちゃんをしっかり 使って頑張りたいと思います!

2階 一般

 

Comments: 0

Leave a Reply

« | »